左官工のお仕事とは?
一般住宅から公共の建物まで、壁の下地を作ったり、ブロック塀を積み上げたり、タイルを張り付けたりする仕事です。
クロス張りをする「乾式」に対して、左官工事は「湿式」と呼ばれ、コテを使って作業をします。
乾くまでに時間を要するため、乾式に比べて工期は長いのが特徴です。
個人のもった技量によって、出来栄えが違うという「芸術」に近い感覚なので、モノ作りが好きな方に合った仕事であるといえます。
主な作業現場
一般住宅の壁や塀、外構工事をはじめ、学校や病院など、公共の建物の壁の下地作りなど、あらゆる建造物に関わっています。
お仕事の魅力
同じ作業でも、環境によって出来栄えが違ってきます。
知識・道具選び・経験の三位一体の仕事なので、その日の気温や湿度、日の当たり具合などを考慮して作業を進める必要があります。
それだけに、満足のいく仕上がりによって大きな達成感を味わうことが出来ます。
いわば「難しさ」が、この仕事の魅力なのです。
一日の流れ
出勤後、現場では、まず材料を確認・選択から始まります。
その日の気温などの条件に合わせて練って塗ることで徐々に仕上げていきます。
計画に従った区分を仕上げたのち、道具の洗浄をして作業完了となります。